反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

煽り運転、被害者はどっち?

 世間がコロナウィルスについての情報で大騒ぎです。確かに警戒することも大事ですし、何よりも新鮮な情報を欲するのも分かります。生死に関わることですもの。しかし、あまりにも規模が大きすぎて、ニュースサイトを拝見しようにもコロナ一色。

 もっとこう、明るい楽しい話題は無いものか、と思ったわけです。

 

 

 ということで、煽り運転について考えてみることにしました。え、楽しくない?主張が矛盾している?そういえばそうですね(真顔

 

 

煽り運転はどちらが悪い?

 そもそも、考えるきっかけとなったのは

 テレビ朝日さんの記事によります。テレビで実際に放映されたものと思われる動画も公開されている辺り、さすがテレビ会社だな、と思うところです。

 動画は車載カメラによるもので、夜間、暗い路地を走っているところから始まります。ご覧になれば分かりますが、まぁ典型的なものです。

 

 しかし、ここでふと疑問に思ったのは、前方を走る車両と撮影者との間で、この動画以前に何かあったのではないか、というところ。前方車両の運転手が途中赤信号で停止し、降車して撮影者に話しかける場面があるのですが、その会話内容が

 

 前の車の運転手:「あおってるの?」
 被害にあった会社員:「あおってないです。」
 前の車の運転手:「車間もうちょっとあけた方が、安全に運転したほうが。」

 

 ぶっちゃけ、普通じゃないですか?いや、確かに降車して話しかけてくるとか、滅多にあることじゃあないですけど、それでも本当にタチの悪い人であれば開口一番文句つけてくるじゃないですか。そういうイメージ、私にはあります。でも、記事の動画を見ると、そんな急なお話ではなく、むしろ「車間空けて安全に~」という何とも言えないご指摘、いやアドバイスをしてくれます。

 これ、別に問題ないんじゃない?むしろ動画内では極端に近づく場面が見られず、この指摘通りであれば「動画が始まる以前に、何かやらかした」と考えたほうが無難なんじゃないかなぁ、と思うところです。

 で、このアドバイスに対する反応が

 

 被害にあった会社員:「ここ(左に)曲がりたいの、ここ。」
 前の車の運転手:「そんなの知らねえよ。車間詰めていいのか?違うだろ。」  

 

 なんか論点ずれてるし、むしろ前方車両の方が煽り運転されたと勘違いしてしまっている現状に謝罪の一言もなく、自分(撮影者)の主張を返答する始末。え、これおかしいと思うの私だけでしょうか。え?世の中そういうもんなの?

 そりゃ「もうちょっと車間空けたほうが安全だよ」と言われて「ここ曲がりたいんよ」と返事されたら、ちょっとカチンと来ませんか。いや指摘に対する返事すれよと。そりゃ「そんなの知らねぇよ」となるじゃあないですか。詰めるな言ってるのに「曲がりたい」とか。

 挙げ句、こんな有様ですよ。テレビに取り上げられ『恐怖 前走る車が「あおった」と文句』と題され動画公開。

 

 

 私がこの動画、そして記事を読んだ感想としては…正直、これだけでは被害者がどちらなのか分かりませんし、そんなグレーな状態で「煽り運転をされた」と言う方が、落ち着かないなぁと思うところでした。

 

 もう少し、こう前方車両と出会うところから動画が始まっていれば、印象が変わったのでしょうけども。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ねぇ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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