池袋自動車暴走事故、その後どうなったの?
雨が非常に激しく、外出する気力すら起きませぬ。こうして土日が終わっていくのかな、と考えるだけでアンニュイですけど、こんな状態なのでお家の掃除でもしようかと思います。俗に言う断捨離ってやつですな。
あの惨劇から2ヶ月
東池袋自動車暴走死傷事故、と当てられた事故。記憶に鮮明ですよね。
wikipediaにも記事として作成され、まとめられています。
事故の概要を要約すると
東池袋を走行中の車が暴走し、多重衝突事故を惹起。運転手、同乗者含め8人が重軽傷を負い、2人が死亡。
というものです。
この事故においては、事故そのものも重大ですが、加害者への対応についてネット上でも波紋がありましたね。
デマの拡散と真相
次のニュースサイトに、詳細がまとめられています。
加害者(車両運転手)が元通商産業省(現経済産業省)の職員であり、このことを含め「逮捕されなかったこと」について批判的な意見が多く出ていました。やはり元国家公務員ともなれば上級国民として扱われ、通常であれば現行犯逮捕でもされるだろうに、今回はそれが無かった。この件についてニュースサイトでは次のように書かれています。
逮捕は懲罰ではなく、被疑者に証拠隠滅や逃亡をさせないための措置。加害者は高齢(87歳)かつ大怪我を負っていたため逃亡の可能性が無いことから、すぐに逮捕されなかった。
これに加え、wikipediaの記事で引用されているニュースサイトからは
逮捕しないのは、事故を起こした人物も負傷して入院しており刑事訴訟規則が要請する『逃亡や証拠隠滅の恐れがある場合』との逮捕の要件を満たさないため
とのことで書かれています。
先に書きました「上級国民だから逮捕されない」の件は、あくまでネット上で拡散されてしまったデマであって、直後に逮捕されなかったのはあくまで「刑事訴訟規則」というルールに則った上で判断したもの、ということみたいです。
しかしながら、
いまさら逮捕はないでしょう。実況見分調書ができあがるまで2、3週間かかり、そのあと書類送検され、起訴されることになります。夏休みシーズン直前の7月中旬の起訴が妥当な線。
と既にご紹介したニュース記事内にもある通り、「逮捕」という措置は今後も無く、そのまま起訴になる流れになるのでは、とのことです。
その後は7月中旬がめど
今回のような痛ましい事故が二度と怒らぬよう、そして遺族の方が嘆き悲しんだ現実を二度と繰り返さないこと。それこそが私達の出来ることでしょう。
他人の失敗から学ぶことは、一番大事だと思うのです。
あと高齢者向け免許に限らず、何か車社会を改革出来るようなことしてくれないですかね。意識だけじゃどうにもならない事もあるでしょうに。人間、完璧じゃあないんですから。