反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

他人の人生、私の人生

 リストラと言えば、もうネガティブなイメージで一杯になりますよね。今後もずっと働き続ける、それが当たり前であって変わることのない安定的なもの。そう考えていた矢先の解雇宣告。私も解雇ではないですけど、「辞めるが良い」的なことを遠回しに言われ、泣く泣く退職したという経験がありますので、リストラには親近感があります。親近感とは。

 

 そんなリストラですが、考え様によってはプラスに働くことだってあるのではないか、そう感じた記事がありましたので、ご紹介します。

 

 ね。嫌なことがあれば最悪だ、都合悪くなれば運が悪いとか、そう何でもかんでもネガティブに考えてちゃあ、良かないのです。いつだって、可能な限りは前向きに。だからこそ、炎上商法というどうしようもないものだって生まれるわけですよ。

 あれ、良いこと言おうと思ったのに、結論がおかしいぞ。

 

 

人の一生を背負う必要はない

 ということで本題へ。

 

 すぐに役立つ心理学講座さんの記事です。

 今回の記事では、筆者のリストラを「した」経験が掲載されております。

 「九州のあちこちを、女房と一緒に車で回って仕事をしています。色んな景色を見たり、その土地の食べ物を楽しんだり、気楽で楽しい第二の人生を送っています」

 リーマンショックによる影響で経営不振となった会社。経費削減を強いられた結果、一定年齢以上の社員をリストラすることとなり、部下であり年上である「助け合った仲間」に、人生を左右させる退職を促す宣告をしなければならない。

 結果、検討するとされた方から後日、退職する旨お返事があり、退職後に別の会社へ就職した後、引用文のようなご連絡があったとのこと。

 

 管理者の立場になられている方は、こういった辛いこともしなければならずに大変でしょう。嫌われ役と言いましょうか、「これ言ったら(聞いたら)傷つくだろうな」という苦悩。いやぁ、お疲れ様です。

 今回の例で言うと、やはり告げられる方にとっては「人生、狂わせてしまうんじゃあないだろうか」という不安もありましょう。言われる立場のことを考えれば「自分は不要なのだろう」と傷つくのではないか、そういった心配も同様にしますでしょう。辛い。ですが、引用文のように実際は、そうなってしまえばそれはそれで別の人生という選択肢が出来るわけでして。とどのつまり深刻な問題であっても乗り越えられる方は乗り越えちゃうわけですよ。

 

 この記事のシメには

 私はその方の人生まで自分で背負おうとしていたのではないかと、ふと思いました。 

 とあります。自分で言うのもアレですけど、私とて他人が傷つくことを言う必要があれば「ショックを与えるだろうけど、その分何かして差し上げられたらなぁ」と、ギブアンドテイクに似た何かをしようと考えてしまうものです。

 でも実際は人それぞれ、個々人の人生です。あまり深刻に考えすぎずとも、しっかり前を向くことは可能なのです。今回は、そう「自分に背負いすぎない」という点について気付かされたような気がします。

 

 

人生いろいろ...

 以上、人の人生を気負いすぎないというお話でした。

 今回の例ですと、退職された方は前を向き別会社へ転職。でも、これまで出来なかったことが出来るようになったから、結果オーライ。そういうポジティブな考えが出来る方で素晴らしいな、と感じたところです。

 

 人生は人それぞれ。10人10色とは言いますが、まさにその通りだと思います。

 だからこそ、ネガティブに落ち込みすぎず、ある程度は楽観でいて、気負いすぎないよう過ごしていきたいところですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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