反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

「ゲーマー女子の残り湯」とかいう奇妙な商品

 季節は3月を迎えたからには春の兆しを感じさせなければならない。そう私は思っていますが、確かに雪に覆われていた路面はアスファルトが除き、それっぽい雰囲気ではあるものの気分的にはどんよりです。なぜどんよりかって?そりゃあ言わなくても分かるでしょう、そう言うことです。

 

 昨年からどういうリンクを辿ったのかは失念してしまったのですけど、某女性インスタグラマーが「自身が浸かったお風呂の残り湯」を堂々と販売した、というニュースを見ていたのを思い出し、風化させないためにも記事にしようかと思った次第です。

 なぜ風化させたくないのか?そりゃあブログ名曰く、反面教師ですから…。まぁ残り湯の販売が正当か不当か、これには極論、判断しかねるところではありますけども。

 

 

限りなく「グッズ販売」に近い何か

 アイドルや著名な方々にまつわるグッズと言えば、例えば彼らをモチーフにした柄でもデザインでも印刷されている洋服などでしょうか。私はどうにもその辺りには詳しく無いので、妥当な例がこれくらいしか分からないのですけども。それをこう、極限まで「近くにいる!憧れのあの人が!」と感じさせるようなお品としては、この「風呂の残り湯」はとてつもなく強烈である、と言えましょう。

 

 My Leilaさんの記事です。

 フォロワー数400万人以上を誇る人気インスタグラマー、ベル・デルフィン。

(中略)

 そんな彼女が今月2日(2019年2月)、自分の浸かった風呂の残り湯を販売し、大金を儲けたという仰天ニュースが話題を呼んだ。

 イギリスの方だそうで、記事の通りフォロワー数がえらい桁違いなお方です。ウィキペディアで記事もあるくらいに有名な方のようで(Belle Delphine - Wikipedia)、もうここまで来たらインフルエンサー的な側面もあるでしょう。

 

 そんなお方がお風呂の残り湯を販売している、と。

 詳細としては、

 

 YoutubeMagazineさんの記事です。

 記事中に掲載されている画像(たぶん本人がインスタグラムに投稿した、実際に販売していた風呂水入れる容器)を確認した限りでは、マリモとか小容量トコノールが入っているくらいのビンやプラケース、分かります?あれくらいの大きさでしょうか(雑

f:id:nishi-higashi:20200304000631j:plain

 この容器にトコノールが120g入っているので、多分風呂の湯もそれくらい入っているんじゃないかなと。トコノールさん、こんな例に浸っ...使ってしまい、ごめんなさい。

 

 で、これが1個$300。日本円で3,300円くらいですね。...え?

 さらに、初版500個は完売。よって売上総額$15,000。...え?

 

 このお湯、さすがに「飲めません」との忠告はあるものの、

 商品を購入したYouTuber(ユーチューバー)達が試飲する動画が多々投稿されているが、どれも評価は低いようだ。

  とのこと。気が狂ってる。

 

 ちなみに製造過程の動画もアップロードされていたようですが、案の定炎上というか批判相次いでいたみたいです。

 

 

名前が売れれば、何でも売れる...?

 そんな彼女の件から垣間見て、やはりブランド、インフルエンサーというのは強いな、と感じましたね。だって普通は風呂の湯なんて買わないでしょう?

 

 

 

 

 え?買う?欲しいと?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ...え?

 

 

 

 

 

 ※風呂の湯には雑菌が多く繁殖しているようですので、飲まないようご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:nishi-higashi:20200304001913j:plain