反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

フォーエバー21の撤退で世の中の変遷が目まぐるしいことに気付く

 私にはファッションというものに興味がない。

 ファッションとは、その業界トップが「何を流行とする年にしよう」と決めているようで

 読んでいるだけで「何だか分からない業界だなぁ」とつくづく思ってしまいます。趣味嗜好によって流行が生まれるのではなく、1,2年前から方向が決められているとか、ぶっちゃけどうなのかと。

 そりゃ消費者側からすれば「流行ではなく着たい物を着る」という方向にシフトチェンジするでしょうし、それが至極当然の結果なんじゃないかなぁと感じます。いや、私の考え方が世間の結果論に即した「後出しの辻褄合わせ」的なものですから、今後もっと変わることもあるのでしょうけれども。

 

 というか消費者をうまく流行にのせることが出来ている、と考えれば逆に凄いことですよね。逆に。

 

 

フォーエバー21の日本撤退

 ブクマこそしていませんでしたけど、気になっていた記事だったので、スマホのウェブブラウザタブにストックしていた記事。

 WWDジャパンさんの記事です。

 日本上陸が2009年、そして撤退したのが2019年と結構新しいお話。JPドメインの公式サイトも無くなっている(リダイレクトされちゃう)ため、本当に撤退したのですね。まぁ行ったことないからアレだけども。

 

 記事を見る限りの情報でしかないですけど、急成長時期に日本に出店し、その後しまむらやGUなどの同業種が目立ち始め、更にはメルカリや古着屋の台頭なんかもあって失速。そもそも経営自体が日本本社というものが無かったことから日本文化というか流行に合った商品展開なんぞも難しかったのでは、とも指摘されています。ボロボロだこれ。

 

 今日びメルカリが成長を続けているのかは分かりませんけども、やれ不景気だ、やれ働き方改革だと、ネガティブ要素を醸し出す(語彙少ない)ネガティブキャンペーンが多いことも相まって、新品で、店頭価格で買おうといった「普通の考え」が中々難しくなっていると思います。私とて、新品で買うよかリサイクルショップで買ったほうがいいと即決しちゃいますもの。確かに減価償却的な、ある程度消費されたものを買うわけですから、新品とは比較出来ないほど短命になることは覚悟しなきゃですけど、それでも別に不満もなく不安もなくです。

 どことは言わないですけど、成長している某アパレルショップなんかは一時期、残業代が出ずブラックだ、なんてニュースになっていたりしましたけど、どうなんでしょうかね。世界的に進出している企業さんですらそうだから、むしろそうでもしなければ利益が出ないとか。それくらい酷い業界なのかな、と思ったり思わなかったり。いや、やり方次第やもしれませんけども。

 こうして考えると、新品のアパレルショップ?洋服屋さんは大変ですよね。若い人をターゲットにすれば、ネットアプリに気を配り、かつ作られた流行にも気を配り、来店層に合わせた洋服を仕入れたり。大型量販店にテナント出せば、やれ全品◯◯%オフとか、もう利益無いんじゃないの?と目を瞑りたくなるような光景が広がってたりします。まぁ仕入れが相当安いんでしょうけど。

 

 

 

 

 

 

 

 アパレル業界って大変ですね。時代に振り回されてそうな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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