自分の心を映す「投影の法則」とは
心。心は見えない。
心を直接見ることは出来ないので、私たちは相手の感情などを頼りに、どう感じているのかなどを察知します。表面上は笑顔であっても、心の奥底では煮えたぎるような憤りを感じているかもしれませんし、ましてやそれを見抜けなどと言うのは難しいところ。しかし、それを察知しなければ、世渡り上手にはなれませぬ。
そうした中でも、相手の心だけではなく、自分自身の心だって見ることは出来ないのです。確かに感情による嬉しい悲しいなどの喜怒哀楽はあります。しかし、自分でも気づいていないところで感じているものだってありますし、それに気付くことも難しいのです。だって目に見えないですし。
そんな時こそ「投影の法則」とやらの出番です。
投影の法則とは
まずはこちらをご覧頂きたく。
すぐに役立つ心理学講座さんの記事です。
投影は、外に映し出されている世界を通して「自分の心のなか」を知ることができる行為なのです。
投影とは、相手はこう思っているのではないか、と感じたことこそが、自分の心の中にあるものである、というもののようです。例えば、こちらの記事では「彼が私を愛してくれていないのではないか」という不安は、そもそも彼女こそが彼を愛していないような状態なのではないか、と指摘しています。不安とは、自分の立ち振舞や相手への接し方などからくるものなんだなぁ。
そうして考えると、不安要素とは正に「自分に足りないもの」を自分自身で気付くためにある現象?なのでしょうね。というか、そうですよね。不安があるからこそ、もっときっちりやろう、しっかりしよう。より良い状態にしよう、と根詰めて出来るわけです。不安がなければ、皆テキトーになってしまいます。きっとそうに違いない。だからこそ、私たちは不安要素と寄り添い、良き付き合いをしながら、日々成長していかねばならんのです。
それでも不安要素に勝てない時だってあるので、そうした時には戦っている場合ではないので、適切な対応が必要ですよ。