反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

ホラー映画で不安が軽減?

 ゲーム、映画、SFやファンタジー小説などなど。自分が体験出来ないであろうたくさんの要素をふんだんに詰め込んだ物語が多くあります。「この主役のようになりたいなぁ」なんて憧れを持つことや、「こんな状況は絶対嫌だな」とおぞましい気持ちになることもあります。題材次第で人によって好き嫌いは別れるし、そういった作品に求める内容も異なります。

 

 私は時間的なことから映画を見ることやゲームをすること、小説を読むことなどメッキリなくなってしまい、そういった物語が終わったあとの爽快感を味わうことが無くなりました。それでもたまに「あれ見てみたいな」といった興味深い作品が登場することもあり、なんとも迷いに迷うこともあります。それなら見れば良いじゃない、というお話ですけれども。

 

 

ホラー映画を見ると不安が解消される...らしい

 さて本題へ。

 ホラー映画で不安が解消される、という情報を見つけたのでご紹介してみます。ご注意頂きたいのは、必ずしも皆そうなる、というものではなく、ごく一部の方にそういった作用が現れる、といった内容ですので、試す場合には慎重になさってくだされ。ちなみに私はしません。ホラー映画の何が楽しいって言うんだい!

 

 ライフハッカーさんの記事です。

 どうやら、実際にホラー映画を見ることによって不安が解消の兆しを見出した、という事例があるとか無いとか。

 もし仮に「ホラー映画が不安の解消に繋がる」という場合、どのような流れでそうなっているのか。気になるところであります。観ませんけど。

 

 不安を感じる状況に意図的に身を置き、自分はこの感情に対処する能力があるのだ、どれほど酷い恐怖も現実にはならないのだ、と認識することが基本的な主旨です。 

  ホラー映画と現実の不安を比較した場合に、どちらがより一層恐怖や不安が強いかと問われれば、そりゃあもちろんホラー映画に決まっているじゃあないですか。「ここまで酷い有様に自分はならないし、今観ている映画自体、現実には起こり得ない」という、一種の自己暗示的なものが作用しているんじゃあないでしょうかね。

 引用の一文でも、やはりそういった感じで指摘されているように受け止められます。「今の自分よりも苦労している人がいる、辛い思いをしている人がいる」という考え方自体は正直、好きにはなれませんけども、そう考えることにより「自分はまだマシなんだな」と思えるのは確かに一理ありますよね。それと同じです、きっと。

 

 あと

 ホラー映画に夢中になっている人は、ほとばしるアドレナリンの効果と映画が終わった後の安ど感をしばしば好むことが実証されています。 

 映画を見ることだけでは身体的な影響はほぼありませんが、ホラー映画の場合はアドレナリンとか手に冷や汗とか、影響が結構あるようで、その辺りも原因の一つであると考えられるようです。映画を観終わって、安堵する。そうすることでポジティブな感情が一時的にでも生じるために、不安が減少される、ということに繋がるようです。なんとも不思議な。

 

 

 

 さて、ということで「ちょっと試してみようかな」と思ったそこのあなた。先述した通りご注意頂きたいのは

 ホラー映画に興味が無い人やストーリー展開を知らない人がホラー映画を使用すると、危険です。この種の映画は人の気持ちを不安定にしますし、トラウマになることさえあるからです 

  ということで、そういった方についてはなんと逆効果とのこと。そりゃそうですよね。不安を増やしてどうすると。

 

 ですので、お手軽ホラー治療よりも専門機関に頼ることこそが、解決に繋がる最短ルート。最短にして至上ですから、民間療法に頼るよりも受診をオススメしたいところでございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いやぁ、怖い怖い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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