反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

画像規格「JPEG2000」、なぜかGoogleに推される

 温故知新。

 古きを知り、知見を広げる。歴史は幾度となく、延々と続いていくのだけど、その過程で失敗や成功は間違いなくどこかしらで繰り返されているわけでして。それら全てのことを経験出来るような仙人でもあるまいし、私たちは歴史の教科書を1ページずつ捲っていくことしか出来んのです。

 

 失敗を恐れる時に最善なことは、きっと温故知新によって改善されるのやもしれませぬ。

 ということで、本日は古きを訪ねましょう。

 

 

画像データ「JPEG」に最新バージョンがあるらしい

 古きを探せよ!と言われかねないのですけど、最新とは言えども

f:id:nishi-higashi:20200125225413j:plain

 2002年にスラドさんに「JPEG2000」のトピックが立っているので、18年前頃には既にあった規格なのでしょう。そりゃJPEG2000だもの。2000年に開発されたに決まってる。いや、決まってない。

 ちなみにJPEG XRというのも存在するようですが、なんせかんせ見たことないです。

 マグネッツさんのサイトによると

JPEG2000:アップル推し

JPEG XR:マイクロソフト推し 

  とのこと。画像規格を推して何の得があるのか、私にはちっとも分かりませんけど、とにかくIT大手が絡んでいるのだから凄く良き事があるのでしょうね。

 

 

Googleさんが勧めた画像規格

 そもそも私はJPEG2000なんてもの、存在すら知らなかったタチがですけども、なぜ知ったかと。そこまで画像にうるさく拘りのある人間でもないですし。

 それがですね、

f:id:nishi-higashi:20200125230733j:plain

 Google Search Consoleというブログだかホームページだかをなんやかんや管理したりチェックしたりするツール的な何かの試験機能を使ったのです。正直、はてなブログはどこもかしこも「重たい」で有名な代物ですから、特に期待していたわけでもないですし、なんとなく見てみたわけです。

 で、実際にサイトが早いのか診断してもらい、更に改善する場合に「こうしたら良いよ」とグーグルさんがアドバイスしてくれるのですけど、

 

f:id:nishi-higashi:20200125231329j:plain

改善できる項目
次世代フォーマットでの画像の配信
 JPEG 2000JPEG XR、WebP などの画像フォーマットは、PNGJPEG より圧縮性能が高く、ダウンロード時間やデータ使用量を抑えることができます

 あらやだ、先生ったら…2000年頃の画像規格を次世代フォーマットだなんて…え、本当?

 

 とまぁ、批判しようにも先述の通り知らないわけですからね、JPEG2000

 アイデアマンズさんのサイトによると

 結論からすると、ECサイトJPEG2000を利用することは現実的ではありません。理由は以下のとおりです。

・対応ブラウザがほぼない。Apple Safariのみ。
・再生するのにパワーがかかる(処理が重い)

  …どうにもグーグルさんのアドバイスを容易に頷くことが出来なさそうな内容。

 

 それでも、先日ご紹介した

 adobe flash脆弱性があるから、各ブラウザのサポート終了、そしてウェブページを形成しているHTML 5による動画の埋め込みによって、今後は動画界隈が変わるようですし。もしかすると同様案件として、jpegpngの使用を控えさせたいのやもしれませぬ。あくまで私個人の憶測ですので鵜呑みになさらず。

 今後、どうなるのか気になりますね。

 

 

 

 

 

 

 ごめんなさい、大して気にしてないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:nishi-higashi:20200125232634j:plain