海外ドラマにある「あなたには黙秘権がある。~」の話
人が人を裁く権利なんてありゃしない。しかし、人が人を律する必要がある場合はあるのです。それを具現化した制度が司法というものであって、これが正常に働いているため犯罪が蔓延し、怯えることのない生活を送ることが出来るのです。
だけども、「じゃあ法律などのルールで縛れば全て解決するか」と言えばそうでもないのが人間の難しいところ。
例えばこちらの記事。
禁じられることによって、むしろそうしたくなる。してはいけない、と言われたことをするスリリングな快感が堪らないの!という衝動。
ぶっちゃけ私はその快感を感じたことは無いですし、むしろその後見つかる(ことや指摘される、叱られること)ことを考えると「絶対にしたくない」と考える人間でございます。ゆえにそういう感覚がある、ということに十分な理解が出来ないのです。
一般論的には、してはいけないことをすることが主流になるのかは知りません。知らないのです。知りたくもねぇのです。
で、何の話しようとしたんだっけか。
「あなたには黙秘権~」の一連のセリフ。『ミランダ警告』
本題に入りましょ。
海外ドラマ、特に刑事モノ(だったり逮捕される場面が毎度登場するようなもの)に分類されるドラマでは、容疑者を確保する際には必ず、「黙秘権がある」だの「弁護士」がどうのとか聞く場面があります。
それの正体が、この「ミランダ警告」。
ミランダ警告の詳細はwikiが詳しいのでサラッと説明すると「訴訟手続が不十分だと無罪放免になる可能性がある」ため、この警告がなされるようになったのだとか。
実際にあった事件がきっかけに、これら警告がされることになったようですが、ここ最近でもどうやら、この警告不十分だったりするケースはあるようです。
不躾ながら本当のことかと疑わしいですが、それはどうやら「創作であってほしい」という抵抗感ゆえの疑いでしょう。これが実際の出来事であったならば、やはり人権というものは必ず必要とされるものであり、かつ保証されなければならないものだと実感しますね。それにしても酷い。
日本の警告
じゃあ日本はどうなのさ、と興味持たれたそこのあなた、さすがです。
調べましたよ。
結論から言うと、無いようです。強いて言えば、逮捕状に関する事柄を言う程度、とされているらしいです。
ちなみに日本では民間人も悪人を逮捕出来るようです。
目前で犯罪を見てしまった方、遭遇してしまった方はぜひとも。
ぜひとも。