企業秘密を調べてみた(のりたま、コカ・コーラ編)
このタイトルを見た時に受けた衝撃はなんと言い表しましょうか。私の頭の中、までは理解出来るとして、消しゴムってなんだよと。もう少し、ご立派な表現の一つや二つ、あるのではないかと。消しゴムを見かける度に「あぁ、こやつが私の頭の中にあったらどんなものか」と考えたことはないですが、とにかく「消しゴムが頭の中にある」という状況はどうにも理解し難いのです。いえ、きっとこういう物語なのだろうなぁ、という予想は付くのですけども。
タイトルって、大事よね。
ふりかけ「のりたま」の秘密
先日、プラッチックさんのサイトに気になる記事が載っていました。
(いつも楽しく拝見してます)
ふりかけの「のりたま」には原材料としてこしあんが使われている、というのは昔からよく語られるメジャーな雑学であろうと思われますが、
何のために使われているのか、というのは実は企業秘密でありいまだに明かされていないのだそうです。
な、なんだってー!?
この「のりたま」ふりかけは大して好きじゃないし、好んで選ぶものじゃあないので正直どうでもいいのですけども、こうして「企業秘密」と隠されていることに驚きを隠せません。いえ、隠そうと思えば隠せますけど、敢えて隠さず公開したいと思います。
「私は今、のりたまに驚いているのだ!」と。
しかし、この件はどうにも昔から知られているとのことなので、今日び近未来と化し、インターネット社会が構築された今となっては企業秘密も暴露大会となっているだろうと思い、調べてみました。
この「こしあん」は和菓子などによく使われている「餡子(あんこ)」ではなく、豆を粉末状にしたもので甘さなどはありません。
甘さなどはない、ということは食感…的な?
withnewsさんの記事より。
(広報ご担当の方との対話より引用)
企業秘密に関わってくるため、ホームページに書かれていること以上は申し上げられません。(中略)のりたまは6種類の具材からできており、そのいずれかの中に使われています。
…ん?具材に含まれてる、ということでしょうか。
Yahoo知恵袋さんとこのQ&A。あくまで「推測の域」としながらも…
想像するに、あのふりかけの味が偏らないよう顆粒具合がすこし粘り気があるとか、こしあん部分の粉末が水分を吸ってしけらないようになるとか、優しい甘い味がプラスされるのか・・・
甘さなどはない、との公式Q&Aに載っているため、やはり粘り気とか、食感的にそっち系の配慮なんでしょうね。やはり推測ですけども。
原材料が不明…と言えば、例の「コーラ」も
のりたまよりも、「コカ・コーラ」のが気になります。風邪に、キク!コカ・コーラのでき方。気になりませんか?
「風邪に、キク!」。動画引用してまで理解して欲しい、と願う私はどうかしてる。
ライフハックアナライザさんのサイトより。
実はコカ・コーラの基本原料のほとんどは、すでに解析されています。(中略)ただその中の、全体量のわずか1%に過ぎない“製品7X”と呼ばれている成分、これが謎のままなのです。そしてこの“製品7X”こそが、あのコカ・コーラの独特の風味を醸し出しているのです。
99%は解明済み。しかし残り1%が一番の肝であって、未だに謎なのだそうです。なんかロマンを感じます。
Kazumoto Iguchi's blogさんのサイトより。
ラジオ番組「ディス・アメリカン・ライフ」によると、1979年2月、レシピが手書きされたノートの写真をアトランタ・ジャーナル・コンスティテューション紙が掲載。この写真から、砂糖やライムジュース、バニラのほか、シナモンとネロリ、コリアンダー、ナツメグ、レモン、オレンジのオイルなどがコカコーラの原料だと分かったとしている。
なんと!レシピが判明!しかしまぁ、40年も前ですから、今現在の味(製造法)とは違うだろ、というのは誰しも思うところです。もちろんサイト様もこの旨突っ込んでいました。
とりあえず、コカコーラさん曰く「これは違う」だそうでした。
企業秘密は、必然
ということで、以上です。
自社製品の製造法など企業秘密にすることは、自社製品を守り、利益も守ることを意味するのでしょう。しかし、だからこそ自社製品への愛情も湧いてくるのではないでしょうか。
私も愛情が欲しいです。誰か注いでください。