セブンイレブンの問題が深刻過ぎて参考にならない
今日も!元気に!おはようございます!
…というわけで夕方手前の15時過ぎ頃に記事を書いているわけですが(例に漏れず予約投稿の成せる業であります)、こうして相反する時間帯のあいさつを言ったり書いたりすると、妙に違和感がありますな。テレビ業界の用語として、あいさつは専ら「おはようございます」というものがあります。
マイナビさんの記事では、「おはようございます」は歌舞伎の世界から広がった、ということから意味を解説なさっています。
しかしながら、本記事はあくまでも「セブンイレブン問題」についてちょろっと書こうや、というものですから、私がこれ以上話題を脱線させるわけにはいきますまい。ますまい。詳細気になる方はマイナビさんへ飛ぶことも選択肢の一つであろう。
今日はなんだか昔チックな言語になってます。お気になさらぬよう。
セブンイレブンの変貌
まずはこちらの記事をご紹介。
マネー現代さんの記事です。ものっそい数のはてぶが付いてます。それだけ、衝撃的な記事ということでしょう。
内容を要約しますと
・鈴木敏文さんがトップを務めていた40年、セブンイレブンは店舗数2万の巨大企業にまで成長させた。
・看板よりも顧客、というドラッカーの「マーケティングとイノベーション」を忠実に実践。その結果、他コンビニにはない戦略が行えていたことにより、顧客重視の経営が行えていた。
・しかし、2016年に当時のセブンイレブンジャパン社長の経営方針に難色を示し、社長交代の提案等をするも相成らず(ただし社内にはその意見に賛成の意見もあるし、反対の意見もあった)。結果、同年に鈴木さんが退任することとなった。
・一般的に概ね4年任期の「雇われ社長」では長期的な先行投資、大型投資はせず、目先の利益を重視してしまう傾向がある。この点、鈴木さんにしか出来ないことが多くあり、また現在の経営方針が各自「保身」状態であることから、退任による影響がこの上なく大きい。
今日騒がれている7pay問題は人災である、と冒頭からズバッと切られているマネー現代さん。そこからセブンイレブンを紐解いていくと、根底には創業者である鈴木敏文さんの退任や雇われ社長の経営方針、という問題がありました。
雇われ社長の限界
特に最後に書いた「長期的な先行投資、大型投資」の部分。それと、引用していませんが「コストセンター」と「プロフィックセンター」。コストセンターは費用が掛かる本部、営業部など。プロフィックセンターは売上を上げる顧客という見方。ここから考えるとFC店舗はプロフィックセンターであるため、本部がガミガミ、上から指示するやり方はおかしく、むしろ頭を下げる程度になるのではないか、ということです。
で、順序逆になりましたが投資の件。電子レジ?とでも言うのでしょうか。POSレジというのが最近では当たり前になりましたが、このPOSレジの導入には莫大な費用が掛かるのに、成果が現れるのは相当先であるらしいのです。こうした「すぐに成果が現れない事業(将来収益を生むであろう事業)」を「新規事業」、そして他の「現在収益がある事業」との2つは同列で考えてはダメだということ。そうした場合、特に雇われ社長、という立場から見れば任期期間中に成果を出さねばならないため敬遠する事業となります。将来への投資が敬遠され、各自の成果のみに気を取られた結果、企業としての収益は限られてしまうようです。
こうして見ると、いかに「計画性」が大事であり、「目先の収益のみに囚われない」ことの重要性が再認識できますね。
認識出来ると同時に、ここまで書いてきて「結構深刻やないの」と思いました。どうするのさ、セブンイレブン…
長期投資、と言えば…
そういえば、と思い出したのが
サントリーさん。
「やってみなはれ」という言葉は有名ですよね。大企業なのに上場を諦めるとか、中々すごい発想だなぁ、と記事読んだ当時は思いました。
ビジネスってむつかしい(変換できない)ですね!