反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

ラテラル、ロジカル、クリティカル…シンキング(思考法)の種類が多すぎて何なのだこれは

 スマホのウェブブラウザがワヤなことになってます。

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 夜は20時を過ぎているのに充電を一度もせず78%。どんだけスマホをおざなりにして日常を過ごしているのか、という突っ込みはさておき、ブラウザのタブ数が今現在88件あります。お陰様でスマホがとても重いのです。

 これらタブは私にとっては無駄が無く、どれも「知恵の宝庫」なのでございます。しかし、それらを脳内にインプットすることも虚しく、ただただ重ねて重ねて…

 

 まさにカサネテク状態…って誰うま。むしろうまかないわ。そういう重ねるって意味じゃあないんです、この曲は。そして名曲。

 

 早速話が脱線していますが、とにかくこの無造作に重ねられたタブ群をなんとか脳内にインプットすべく、こうして記事を一筆しているところです。

 

 

最近流行りの横文字系

 何がどうしてこうなっているのかは分かりませんが、どうにも世間は「横文字」が密かなブームであるように感じます。それはきっと、日本という国以外の諸国から多くの情報を得ることに成功しており、海外の成功事例から学んだ結果だと私は思っています。あ、今考えたら、そう思ったところです。

 さて、皆さんは「ラテラルシンキング」と「ロジカルシンキング」、「クリティカルシンキング」をご存知でしょうか。私はぶっちゃけ知りません。言葉のみならば聞いたことがある程度でございます。

 今回はこの3種のシンキング群をちょっとばかし調べてみようと思います。

 

 

ラテラルシンキングとは

 まずは「ラテラルシンキング」から。

 検索してみて分かったのですが、かなりの数のサイト様がこれら思考法についてまとめられているのですね。でもまぁ、私は私なりにまとめていこうと思います。グヘェ

「Lateral thinking」=「水平思考」

 「どんな前提条件にも支配されない自由な思考法」であり「水平方向に発想を広げる」という意味合いが込められている。

 思考の流れとして「前提」→「推論」→「結論」という筋道を辿る。このラテラルシンキングでは「前提」に着目し、前提そのものを覆す発想をすることで新たなアイデアを生み出そうとする思考法。

  説明だけではよく分からんのです。例題も提示されていたので、こちらも参照しましょう。

Q:アイスクリーム販売店付近には食べた後のカップやスプーンが捨てられていることが多い。解決策は何かあるか。

A:カップ自体も食べられるようにする(ソフトクリームにする)

  かなり端折って引用しました。端折ったため、少し分かりづらいかもしれませんが、引用サイト様曰く

 「ゴミ箱を設置する」という解決策は容易に思い浮かべることができるはずだ。しかしゴミ箱を設置したところで100%ゴミを回収することは不可能(中略)。

 問題設定そのものを疑い「そもそもゴミが出ない売り方をするには?」という「問題設定の転換」ができれば「ソフトクリームを売る」という発想が出てきやすくなる。

  なるほど。直接、ゴミへの対策をするのではなく、そのゴミ自体を出なくすること。これこそが「前提条件を覆す」ことになるのですね。

 

 

ロジカルシンキングとは

 お次にロジカルシンキングを調べましょ。

「Logical thinking」=「論理的思考」

 自分の考えや複雑な問題を客観的に見つめ、矛盾や飛躍なく筋道が通るよう整理すること。

 問題の解決策を見つけたい時に用いられる他、コミュニケーションを円滑に行えることにも繋がる。

  やっぱり良く分かりませぬ。私の脳が拒んでいるのかもしれませんが、こちらも分かりやすい例がありましたので参照しましょう。

1)※アリストテレスの「三段論法」より

大前提:すべての人間は死すべき定めにある

小前提:私は人間である

結 論:ゆえに私もいつかは死ぬ

 

2) 

大前提:素数とは、1以外の約数を持たない自然数である

小前提:7は1以外の約数を持っていない

結 論:7は素数である

  先程のラテラルシンキングとは異なり、前提に信頼を置き、そこから発展させていく思考法のようです。上記に引用したものは三段論法と呼ばれるものですが、その他にも帰納法とか言うものもあるようです。このロジカルシンキングの考え方は、よく公務員試験で問われる推理問題で活用されているような気がします。何でしたっけ、数的判断?数的推理?みたいな。懐かしいわー。

 

 

クリティカルシンキングとは

 大詰めです。最後にクリティカルシンキングを調べます。

「Critical thinking」=「批判的思考」

 眼の前にある事象や情報を鵜呑みにせず、まずは「それが本当に正しいのか」という疑問を持ち、じっくり考察した上で結論を出す思考法。

 その時点における「最適解」を導きだす事が目的。事象、情報、外的そして内的意見など、それら全てを客観的に捉え疑問を持つことにより、その最適解に辿り着き、十分な判断が可能となるもの。

 分かりましたよ、ようやく。私の理解力が非常に乏しいことを!!なので具体例…

 基本的な姿勢として

1)目的は何かを常に意識する

2)自他に思考のクセがあることを前提に考える

3)問い続ける

 

 具体例

主張)「若手社員は入社しすぐ辞職するため人材が育たない。今時の若者は離職率が高いため仕方ない。採用時点での見極めを強化すべきだ」

仮説)若手は離職率が高い。すぐ辞めるから育てても無駄だと思う。採用時にすぐ辞めるかどうか見極められる。

疑問)「すぐ」とはどれ程の期間か、辞職理由は何か、現在の若者の離職率データと一致しているのか。「育てても無駄」ではなく、「育てていないから辞める」のではないか。などなど...

 なるほど。ここで言う主張とは、当人(会社職員側)にとっての推測でしょうね。ここでは一人の主張しかありませんが、これが複数人でもきっと同様に、それぞれ疑問を持ち、疑い、立証し、不適当であればそれこそが理由かもしれない。もちろん、適当であったならば、それこそが理由としてふさわしいでしょうし。これこそが「客観的」ということなのでしょう。

 

 面白い記事ありました。

<実践型クリティカルシンキング

 自ら目指すものを設定し、その目標を戦略的に達成していくための思考技術。

1)目指すものを定義する

(いつまでに、どのくらいのレベルのことを、何のために)

2)何が問題なのかクリアにする

(自分の現状を客観的に分析し、目ざるものをのギャップを認識し、ギャップ要因(=課題)を本質的に説明できること)

3)打ち手を考える

(具体的なアクションをあげられること、なぜそのアクションなのかをクリアに説明できること)

  実践的、と題している通り、実践的ですな(?)。目標値に対しての進捗を随時確認しながら、進捗状況に応じてどのような問題があるのか。例えば、何か別な業務等あるから予定よりも遅れているとか、そういった要因をあぶり出し、その要因に対する打ちて(=アクション)を提示する。これこそが実践的なクリティカルシンキングという訳ですな。私には難しすぎて使えませぬ。

 

 

思考技法って凄い!

 私はただただ過ぎ去る日々を眺めているだけの人間ですので、こういった有意義な思考法など全く知りませんでしたし、今後も今回調べたことを覚えている自信がありませぬ。しかし、世の中には努力する人々は多くいて、そういった努力家がこうした思考法を開発。より一層の成果を出せるよう試行錯誤していたのですね。はぇー、知らない世界だ。

 ちょっぴり難しい内容だったので、疲れてしまいました。脳みそクラッシュしそうです。

 

 

 明日か、あさって頃にこの記事を見返し、少しでも覚えていきたいところです。いやはや。

 

 

 

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