「私以外私じゃないの」を深く考えたらゲシュタルト崩壊を起こしそうになった話
食材を買いにいくのが億劫です。ただ単にボケーっとしている時間に満足してしまい、「もう夕飯いっか!」と逆に開き直ってしまいそうな自分が嫌です。開くのはアジだけで十分ってか、やかましいわ。
あの名曲をもう一度
例のあの件は抜きにして、この曲を初めて聞いた時には何かしらの感動を覚えました。
まぁ、例のあの件は抜きにしたいところなんですけども、アルバムタイトル「両成敗」は正直どうなのって思いました。とりあえずあの件は抜きにしましょう。今日はそっちが本命ではないのです。
徐々に音が大きくなり、そして入るボーカル。途端に心地よく鳴り響く演奏音。Aメロアからは早口気味な言葉の羅列とやや荒ぶり気味な楽器隊。と思ったらサビに入ると楽器とボーカルが一つになったかのような感覚に浸る。そんなこの曲。お、レビュー上達したかな。そうでもないなぁ。MVは正直よく分からないですけど、分からないからこそ音楽が楽しめる。良曲です。
「私以外私じゃないの」の歌詞とか云々
歌詞を見るに「誰も替われない」とか、「私になってみたいんでしょ」といった「私という人間は他にはいない」という主張をするフレーズが見られます。そりゃそうだ、私以外私じゃないんだもの。私以外私じゃないんだ!という趣旨の曲なんだもの。タイトルだけで完結するほど分かりやすい。でも歌詞はなんだか考えさせられる内容…というより、あまり注目していなかったんですけど、歌詞面白いですね。
私は音楽を聞く際、歌詞はほとんど気にしない人間なので歌詞の解釈とか、そういった事に疎いのです。その辺り調べたい方はこちらのサイト様が面白かったのでご覧になってみては。
確かに哲学。
「私以外私じゃない」とは…?
曲とは全く関係なく、この「私以外私じゃない」ということについて考えたのです。
私以外の人はあくまで他人、他者であって私ではない。しかしながらその人から見ると、私(その人)から見た私(私)も私(その人)じゃない。さすれば画面越しのあなたも同様に、私(あなた)から見た私(私)や私(その人)も私(あなた)じゃないのです。いや、なんか違うな…
私から見たその人は私じゃなくて、その人から見たあなたは別人。うん、これがしっくり来る。私という人間は世の中に一人だけ。それは私。そう思うのは誰しもが同じです。画面越しのあなたから見れば、あなたという「私」はあなた以外にはいないのです。
でも、「私以外私じゃない」と言うのは人によって受け取り方、見方が違うわけです。私から言う「私以外私じゃない」と、あなたから言う「私以外私じゃない」とでは主語が違うのです。ん?何言おうとしたんだっけ。
要するに、ですよ?私という一人称は人によって異なるわけですよ。この記事を書いている濃霧閏という人間、そしてこのブログを見ているあなたという人間。それぞれが「私」と名乗ることが出来るわけで、「私以外私じゃない」とは言え、濃霧閏も「私」と名乗れ、あなたも「私」と名乗ることが出来るので…す?です…。ちょっと…えー…
皆、「私」じゃないか!!
あ、解決しました
分かった!「私」と考えるからいけないんだ!「自分」と捉えれば!「自分以外自分じゃないの!」いや待てよ…自分も同じか。
あ、「昭和○○年○○月○○日生まれの名字○○、名前○○。性別は○で好きな食べ物etc…である人間以外昭和○○年○○月○○日生まれの名字○○、名前○○。性別は○で好きな食べ物etc…である人間じゃないの」とすれば分かりやすい!ひゃはっ☆解決しました!でも長い。
生産性が無い、とは正にこの事。THE消化不良。