自動車にも「抵当権」が付けられるらしい
私の好物は「肉」だ。しかし、これで終わってしまっては、私が単なるカニバリズム的なキチガイであると、世間は勘違いしてしまうだろう。いや、現に味付け肉ばかり食べてるけど。
というわけで、それなりに法律が読解出来る、という訳のわからない特技なのかも判断し難い一面を全面的に出していこうと思う。そして私は行政書士でも他士業でも何でもない。ゆえに理解が正確かどうかも分からないが「法律って人(国民)のためにあるんでしょ?だって三権分立だもの。」を言い訳盾とし、私はここに記すのであった。あ、まだ生きてます。
偶然見つけたキーワード
私は運転が好きだ。もちろん、パイロットではない。車のお話でございます。運転が好きとなれば、車両絡みのことも時たま調べるんです。だって気になるじゃないですか、違法改造じゃないかな、とか。いや、そういった事、していませんけども。
そんなこんなで車両とか運転のこととか調べていたのですが...
「自動車登録規則」なるものを見つけました。参照法文が多くて、全て見ているわけではないですが、ざっくり車検とか、自動車登録とか、そういったことが記載されています。車検証に記載しなければならない事柄とか。この規則に従って、車検証に記載する内容も決められているんでしょうね。
この規則の中で
ん?抵当権…?
第3条第5号、第6号に「抵当権」と記載があります。あれ、抵当権と言うと、確か「借金の担保」のような物じゃなかったっけか。家によく「抵当が付いている」とか言うけれど、車にも付けられるの?と。
自動車にも抵当権が付けられるのか
気になったので深追いしました。追われるよりも、追う派な私です。
自動車にも抵当権を設定することが可能です。
(中略)
自動車に抵当権を設定することで、一般の人、特に若い人などに対する数十万円から数百万円の貸付の際には迅速かつ容易に担保を取得することが出来るのです。
(上記サイト様より引用)
な、なんだってー!?こんなこと、誰も教えてくれなかったよ1どうなってんだこの国!いや、少し言い過ぎか。
ふむ、持ち家など大々的なものでなくとも、自動車さえ所有していれば担保として使用出来るものなんですね。万年、十数年落ちの中古車にしか乗っていない私には、お世話になる機会は無いでしょうけども。
実例を見る
専門の業者様もあるのですね。
自動車金融だなんて、初耳です。あ、サイト載っけたから紹介料入るとか、そういったことはないです。
上記業者様のサイトに掲載されている一部分をスクショしました。貸付限度額が10万円~1億円て、守備範囲広いなー。年率が高いのは、銀行じゃないからでしょうか。
警鐘を鳴らすサイト様も。
悪徳業者の自動車担保ローンの目的はただひとつ。
それはできるだけ安く抑えた融資額で自動車を担保とし、担保割れとなった自動車を高く売りさばいて利益を得ることです。
(中略)
事故等による破損の恐れもあるため(一部省略)普通に考えれば乗り続けながら融資がOKなんて話自体がナンセンスなのです。
(上記サイト様より引用)
通常は担保となった車は使用出来ず、預け入れることになるのだとか。そうですよね、物件は故障や破損とは違うでしょうし、それと同一で考えるのはおかしな話でしょう。
自動車にも「抵当権」が付けられるが
うぅむ、何だか良い心地がしませんね。担保として使用出来るけど、使用することによって価値が下がることは目に見えて分かるわけですから、そりゃ貸主は「使用するな」と言いたくなるでしょう。「それでも使いたいんじゃ、一台しか無いんだもん!(お金が無いから借りるわけすし)」という私のような人間は、ネットなりで「ここ良いじゃあないか」と思って申し込んだ矢先、悪徳業者の餌食になる、というのが目に見えてますな。
ご利用、ご活用の際には、くれぐれもご注意を。
「ご利用はご計画的に」とは、正にこのことですな。