好奇心は恋愛にも作用する?
平穏が一番。そう思って止まない私ではありますが、多少の波は人生のちょっとしたアクセントにもなるので捨てがたいです。
荒波は人を強くする、とこれまでの出会いで実感していますけど、反面強すぎる波にもまれてしまい、大きなダメージを負うこともあります。怖いですね。サーファーのように「波が!波を待っている!」と気張っている人とは出会ったことがないので分かりませんけど、普通は望まんでしょう。ましてや生活が一変するやもしれないですし。あ、サーファーの皆様には申し訳ないです。
知らない世界を知ること
まずはこちらの興味深い記事をご紹介。
すぐに役立つ心理学講座様より、ある女性のお話です。
田舎者で世間知らずだった彼女ですが、この彼に素晴らしい生活を体験させてもらっているうちに、すっかりそれに慣れてしまっていました。
社会人になり出来た彼が年上の自営業者。ジリ貧な生活を送っているところ、今まで経験したことのないようなところへ出かけたり、とても素敵な経験をくださったと。それが続いていったある日、彼にプロポーズされたけども…その刺激に慣れてしまっていたため別れてしまう、と。
ふむ、なんだかよくありそうなお話。付き合いたての頃は毎日がとても楽しくて、それでいて安心出来たりするわけですけど、それが「当たり前」になってしまい、「もっともっと刺激が欲しい」となってしまうのです。難しいですよね。かと言って「楽しいことを小出しにする」というのも何かしら間違っている気がしないでもないのです。難しいですよね(ダメ押し
その彼女が久しぶりにときめきを感じる男性に出会いました。その彼は、貧乏な美大生でした。
この新たな彼に、彼女は元彼がしてくれたような素敵な経験を、彼にさせてあげました。すると当時、元彼と付き合っていた頃の彼女と同じように彼が喜んでいたのですが、これを見て彼女は不安になります。
「いずれ、彼もこの生活に慣れてしまったら、あのときの私がしたのと同じように、私のことを見かぎるかもしれない」
こういうのを因果応報って言うのでしょうかね。自分がしたことは、いずれ自分に帰ってくると。あの時プロポーズを断り、別れてしまったことは傷つける行為だったと。ここで気付くんですねぇ。なんだか壮大な人間模様です。
自分の身に起こったら嫌ですけど。
とまぁ、きちんと感謝を伝えるために元彼に連絡をとります。
「つきあい始めた当初から、いずれ自分は捨てられるだろうと思っていた」
ここで元彼に謝罪したところ、こうお返事があったわけですね。当初からそう感じていた、というのはなんとも切ないものです。いずれそうなるかもしれない…と思い続けながら交際していくというのは辛くないのでしょうか。いえ、私なら辛いです。むしろ諦めます。
しかし、元彼は人生の時間を有意義に過ごせた、と彼女に言うのです。恨みとか、そういったことも無いですし、元彼は傷付いていなかったわけです。良かったね(他人事
記事様ではもう少し続くのですけど、とりあえずここまで。
好奇心は恋愛と無関係?
今回ご紹介した記事では、彼女が元彼にしてもらった多くの出来事に好奇心を持っていたのではないかな、と感じました。この好奇心によって「もっと面白い、刺激的なことはないのか」とヒートアップ(表現が雑)した挙げ句にお別れに繋がったわけですから、まぁ好奇心旺盛なのは良いことだけど、それを恋愛に求めたらいけないのやもしれませぬ。
…まぁ最初から好きではなかったのでは、という見方もありましょう。