反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

トイレの脱臭機能について調べてみた

 人には嗅覚がある。匂いによって気分は良くなり、臭いによって害することだってある。そんな中で、臭いと言われて気になるものと言えばトイレでしょう(強制

 トイレ先進国である日本では、ウォシュレットや便座を温める機能などが付いていて当たり前。むしろそれらの機能が付いていない場所があればゲンナリしてしまう程でありましょう。私は少なくとも、ゲンナリします。大型ショッピングセンターであったとしても、トイレ環境が悪いお店だって多くある今日このごろ。私はここに断言したい、売上はトイレから、と。トイレがしっかりしていれば客足だってきっと安定するはず。根拠のない断言だけども、そういった細かい気配りや配慮が出来ているお店なのですから、それ以上のことだって出来るに決まっているでしょう。

 話が脱線してしまいました。いつものことですけど。

 

 

トイレの七不思議「脱臭機能」

 ということで本題へ。

 私の中では不思議の一つである、「トイレの脱臭機能」。トイレの便座というのは、ホームセンターなどで単品で販売されています。要するに付け替えが出来るのです。さすればこの脱臭機能とやらは、もちろん複雑な作りでもなければ、当然外部の換気扇に繋がっているわけでもないのです。ということはですよ、どうやって脱臭しているのやらと。

 ね、不思議でしょう?

 調べましたよ。

 

 「プラズマクラスターイオン」とは、プラスとマイナスのイオンが結合して化学反応を起こしてできる、抗ウィルス・除菌イオンのことをいいます。 このイオンが菌を分解して除菌します。 

 

 悪臭成分が触媒脱臭剤に接触すると、まずは、触媒脱臭剤の表面に吸着されます。
 その後、触媒の表面で化学変化がおこり、悪臭成分は、二酸化炭素や水に分解されていきます。
 また、触媒の表面は、ほとんど前の状態を維持し、再び悪臭成分が通過しても、吸着と分解のプロセスを繰り返し行います。

 

 最近のトイレ事情では、便座と本体がセットになっているパターンもあるので、一概に「便座だけで脱臭している」とは言い切れないのですが、仮にそうであるとするならば、プラズマクラスターや触媒脱臭剤による脱臭が行われているようです。臭素をうまい具合にあれやこれやして分解することによって、くっせぇ臭いを分解している、と。そうして私たちの快適なトイレ環境が守られているようです。

 

 一体型であれば、便座だけではなく本体にも脱臭機能を備えることが出来るため、悪臭を内部に取り込み、処理されたキレイな空気を排出する、という工程で脱臭することが出来るのですって。素敵やん。

 

 

トイレは侮るべからず

 ということで、トイレの脱臭機能でした。

 そんなにトイレを気にすることはないですし、むしろそれが当たり前で当然だと感じているところですが、実際には様々な苦慮の中で生まれた機能が、もっとたくさんあることでしょう。

 

 これを機会にトイレマニアに…なろうとは思いませんけど、気にしてみると案外、倒しいというか勉強になることが、まだまだあるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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