反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

堅実に生きたい

 誰しも心に傷を負うことがある。それは予測出来たことかもしれないし、果ては全くもって考えられない場面で生じることだってある。そこで受けた傷というのは、瞬間的なものだったり、一生モノだったり負ったダメージに応じて期間も変わってくる。これを「トラウマ」と指すのかは分からないが、多分そういった類のものだ。

 

 ここ最近の私も、その「心に傷を負った」状態で、何をするにもそのことが付き纏っている。思い出される環境である自宅に限らず、仕事中だったり外出時だったり、ありとあらゆる所でふと考えてしまうのだ。特に「考えないようにしよう」とすればする程に自分を追い詰め、常時その悪夢からは逃げられなくなってしまう。

 

 では、この精神的に負った傷というのはどのようにすれば克服することが出来るのだろうか。

 各所では気分転換をするとか、考え方を変えるとか、環境を変える等の対処法が掲載されていたりする。もちろんネットのお話。確かにそれらは非常に効率が良いだろうし、多くの人々がそれらを実践して効果があったものだと思われる。しかし、どうにも私には合わない(というか難しかった)ものが多かったため、参考にはなったが実践とまではいかなかった。

 私なりに行ったことは、

 1)傷を負うこととなった原因(出来事)を、自分がきっかけにより起こってしまったことだと考えてみる(もし、あの時こうしていれば…等)

 2)1で考えた内容を、時間や日数置いた後、再度振り返ってみる。この時、それが100%原因であるかを考えてみる

 3)要因(出来事)が100%自分以外の何者かによって起こったことだと考えてみる

 4)3から時間や日数置いた後、2と一緒に振り返る

 このような流れだ。どうにも私の原因を書くことが出来ないため分かりづらいところもあるが、両極端な考えを間を開けて行うことにより、冷静になって考えることを強制的にやってやろうぜ、みたいな流れとなっている。

 しかし、あまりにもダメージが大きい出来事であれば、逆効果になる恐れもあり、1の時点で自分を追い込みすぎることなどから危うい場合もある為、試したい方は自己責任にて。

 

 ちなみに私の中では「堅実に生きよう」が悪い方向に考え出した脳みそへの、切り替えるための合言葉になってます。

 「あの時、ああすれば良かった…よし堅実に生きよう」みたいな。