お金よりも、人生の目標を考えよう
「そういえば、お金に関する授業ってあったっけ?」
学生時代からそういったものがあれば、大人になってから困ることは無かったと思うのですよ(遠い目
本日は、こちらのBUSINESS INSIDERさんの素敵な記事からご紹介。
お金は必ずしも「重要ではない」
何もせずとも溜まっていくほどの高収入でなければ、お金の使い方はある程度慎重にならなければなりませんよね。毎日贅沢なものを食べたのならば、きっと帳尻合わせるために他の支出を控えなければなりません。
お金を使う上で重要なことは、「人生の目標に、いかに役立てられる支出か」ということ。QOL(クオリティー オブ ライフ)が叫ばれる今日では、お金についてもQOLの質を向上出来る使い方が求められるのです。
要するに、自分の人生に目標を定め、そのために使うことが何よりも重要ということ。そのためにお金が必要になるだけであって、最重要な事柄としては、目標なのです。
好きなことで稼ぐことは「可能」
「好きなことだけやって収入を得ることは出来ない)と夢半ば諦めることもあるでしょう。しかし、少し方向性を変えることで、それらは可能になるやもしれません。
例えば、記事では
20代のわたしが当時求めていたのは、アーティストでいることだった。だが、生活のために絵を売ることがお金持ちへの道ではないと分かっていた。代わりにわたしは、海外で生活しながら小学校の子どもたちにアートを教えるため、アートをシェアすることと教師の資格に対する自分の愛を結びつけた。
教師という仕事は必ずしも、アーティストとして最前線ではないかもしれない。だけれども、それに結びついた仕事ではあるわけです。方向性は少し違うかもしれないけれど、それでも好きなことに触れながら稼ぐことは可能だと指摘しています。
本当に一番大事なことは、「健康」
例え潤沢な貯金があったとしても、それを楽しむことなどに使えるほどの余裕が無ければ、収入があったとて無意味でしょう。
もちろん、QOL向上のためにも健康は必要不可欠…いや、むしろそういった堅苦しいこと以前に、人生というのは健康であって、贅沢は時たま、楽しいことや幸せが多いことが一番望まれる形ではないでしょうかね。
今回の教訓
先進的な情報はあまり無かったのですが、人生の目標というのは古くから指摘されている大切なことです。「何となく卒業して、何となく就職」みたいな流れ作業のように毎日を送ることって、良くないと思うのです。もちろん、何も考えない日も大切ですよ?
今の自分が、何を一番したいのか。それを見極めることは、この多忙なご時世で忘れないように気をつけねばならないでしょう。
仕事を手っ取り早く終わらせる、心得るべきこと
「残業を誰よりもしている私は、誰よりも仕事が出来るのだ!」
会社への貢献時間は長いけど、残業時間で会社経費を圧迫してますよね。
仕事を早く終わらせたい!
誰しも就業時間というものに縛られているわけですけども、その就業時間内にいかに効率よく仕事を回せられるか、終わらせられるか。それは社会人が常日頃悩ませる課題の一つでありますね。あ り ま す ね ?(脅迫
本日は、そんな迷える社会人方々のための参考となる記事をご紹介します。例にもれずlifehackさんです。ほんと素晴らしいです。
『力配分』を心得る
まずはパフォーマンスの問題です。終始、100%の力を出し切ることなんて、誰しも無理なお話なのです。私とて、「今日の仕事は全力で走ることだ」と言われれば「あー、はい」と返答しておきながらも、絶対にどこかしらで力を抜きます。これこそが『力配分』でしょう。この力配分という単語は、パワプロから得ました。
記事では、『重要な仕事は20%、その他の仕事は80%で行うべき』としています。この比率は「働きアリの法則」による比率と同等です。意外と日常生活で適用することが出来るものですので、覚えておいて損はないでしょう(経験談
『記憶よりも記録』を心得る
過去に、相当数規模の人員を誇る団体を総括する方の講演に参加したことがあったのですが、その際に記憶として残っている一言も『記憶より記録』でした。
例えどんなに記憶力の良い人であったとしても、その記憶が100%正確ではない場合もあります。時間経過と共に風化し、記憶内容に変化が出始める、そして記憶を思い出すことにも時間を要する場合があります。そのため、記憶を辿るよりも、より正確な「直後の記録」としたメモ書きなどを頼りにしたほうが、時間の短縮にもなるし、正確な仕事が可能になるとされています。
また、急な所要が入った際にも、「何をどこまで作業していたのか」をメモ書きとして残すことにより、中断した作業の続きをする場合にも迷わず復帰出来る、というメリットもあるそうです。今度やってみよう。
今回の教訓
ということでご紹介しました、仕事を早く終わらせるコツでした。
何事も全力で行うことは大事ですけど、それも体力が続くことを前提とした理想論ですから、ほどほどに行うべきでしょう。そして記録をとることについては、最初こそ記録することに時間をとられますが、慣れてしまえばこちらのほうが便利だと思います。
巷で知られている事柄ですけども、いざ実践しようにも億劫になってしまうことですが、この際張り切って取り組んでみても良いのではないでしょうか?
私は、やってみたいと思います!
(覚えていれば
憲法をご存知無いと?ならば読んでみよう ー第二章「戦争の放棄」ー
あらすじと導入
さて、前回は第一章ということで天皇について読んでみました。歴史に微塵も興味のない私としては、ちょっぴり敬遠がちだった天皇制度ですが、なんとなく分かったような気がします。なんとなく。
ということで、今回は日本国憲法 第二章「戦争の放棄」でございます。第9条のみで構成されるこの章。ただ単に法文引用して「はい終了!」というのはさすがに酷なお話ですから、ちょろっと世間的にどうなのか、という点も踏まえて見ていきたいと思います。
憲法って何?
初回の記事に「日本国憲法 前文」を掲載しています。
この前文は憲法制定の理由や趣旨が記載された、とっても重要(ここ重要)な要素が説かれていますので、ぜひ一度ご覧くださいまし。
※ご注意※
- 掲載している憲法は、2019年8月9日時点での、電子政府の総合窓口「e-Gov」にて掲載されている内容を引用しております。
- 記事作成者である私は、例え日本が転覆しようとも法律に詳しい人間ではないため、誤った解釈が含まれる恐れがあります。あまり鵜呑みにしないようご留意ください。
「日本国憲法 第二章「戦争の放棄」」を読んでみる
それでは行きましょう。しれっと行きましょう。
九条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
ほら終わった。もう終わった。これだけです。憲法中で1、2を争うほどの、日本という国の特徴を示すであろうこの法文が、この数行で終わるのです。しかし、内容については濃厚。
詳しく見てみる
そもそも法文には「永久に」とあるのですから、この条項は改正のしようが無いのではないのかと疑問に思います。だって改正しようとした時点で「永久」を否定することとなり憲法違反になると思うのです。え、それは違うって?考え方がおかしいと?頭が湧いてると?はぁーッ、そんなこと言いますか!私は怒りましたよ。調べましょう!
調査結果1)「国際連合憲章」の憲章第2条第4項と、内容が重複している
「憲法9条守れ!」とか「なくせ!」とか様々なご意見ありますけどね、調べてて分かったのが「国連憲章」の存在。
現代ビジネスさんの記事です。こちらの記事にて「憲章にも記載あるのよ」と掲載しご指摘されていました。ちょっと内容を見てみると
第2条
この機構及びその加盟国は、第1条に掲げる目的を達成するに当っては、次の原則に従って行動しなければならない。
4 すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。
※参考まで
慎む:振舞の上の過ちをしないように気をつける。「言葉を―」。乱れないように控えめにする。
国連加盟国である日本は、この国連憲章についても遵守しなければならないわけですけども、この条文の中にも似通った内容があるのですね。憲法に記載あるほうが国民としては馴染み深くなるでしょうし、ここまで読むような人というのはあまりいないでしょうから(フラグ)アレですけども。
とにかく、国際的にはもう「戦争は好ましくないよね」と解釈されているのです。当たり前か。
2)憲法9条があるから、一切の戦争を放棄できた
※ここからは、とても秀逸なIT media ビジネスさんの記事がありましたので、要点を細分化して要約しています。なんせかんせ、重要な事柄が多すぎるのですから。
記事では、「アメリカからベトナム戦争に誘われる。日本は対米従属であるため断ることができないのだが、『あなた(アメリカ)が作った憲法によって戦えない』と主張し、アメリカの戦争に巻き込まれず平和を維持することができた」とされています。
なるほど、確かに自分で作ったものだから何も反論の余地がない。これには参った!
さらに、このことによってアメリカの戦争に巻き込まれず、平和や安全保障をアメリカに責任を持たせられることにもつながっているようです。
3)自衛隊の存在は「国際法違反」
極端すぎる要約になりますが、記事中では
「自衛隊には軍法という物が無い。軍法会議も無い。もし自衛隊員が外地で事故を起こしても裁く法律が無い。存在自体が国際法違反だ」
という一文があります。この有様になっている理由として、やはり憲法9条の存在があり、これによって自衛隊に関する軍法なりを制定出来ないのです。交戦権などが認められない以上、「自衛も交戦じゃね?」みたいに拡大して解釈できるわけですから、そりゃあそうなりますよね。ということで、実質的に自衛隊は国内での活動のみとなるわけです。
4)「憲法改正」はあまり乗り気じゃない
大臣とか議員の皆様には後ろ盾といいますか、応援団的な方々がいるのですが、この方々の主張によってどうしても主張しなければにけないこともあるようです。
なぜ安倍さんが憲法改正を言い出したかと言うと、安倍さんの応援団である日本会議、百田尚樹さんとかがみんな憲法改正を打ち出したから。言わないと(安倍さんは)捨てられると。だから憲法改正なのです。
えぇー…えぇー?(困惑
じゃあ改正の中身は?というと
安倍さんは、「大きな声では言えないけれど、田原さん。憲法改正をする必要は全く無くなった」と言った。「なぜ」と聞いたら、安倍さんは「集団的自衛権の行使を認めるまでは、アメリカがやんややんやとうるさかった。『日米同盟はこのままでは続けられない』と言うまでうるさかった。集団的自衛権の行使を(安倍内閣で)認めたら、何も言わなくなった。だから憲法改正をする必要はない」と。
集団的自衛権の時も各種メディアとか、世間的に結構揉めていた気がしますし、集団的自衛権を認めた以上は日本もアメリカの戦争に馳せ参じなければならないことにはちょっぴり恐怖感あります。ちょっとじゃあないか。かなり、ですね。
アメリカの主張が通ったから、憲法改正はアメリカにとってはどうでも良いことでしょう。そういうのは日本さん、あなたがたのお話ですよ、と。
こうして見てみると、話題が尽きませんね。
日本国憲法 第二章「戦争の放棄」 の感想
深い。国を象徴する条文ゆえに、深いです。
意外と知られていないところでこの憲法9条が、日本を守ってくれていたことに理解できました。「明記されてるだけで」といったものではなく、この条文によって諸外国とのやり取り(今回では戦争に関するもの)にも変化があるのですね。当たり前かぁ。
なんかこう…感謝しないといけないですよね(遠い目
さて、次回は第三章「国民の権利及び義務」を見ていきます。10~40条まであるため、複数回にわけて見ていきたいと思います。
果たして、どうなるのでしょうか(遠い目
それでは次回、日曜日にお会いしましょう。
Android用の「VPNアプリ」にご用心。マルウェアあるかもよ!
「スマホのセキュリティ対策はしっかりしないとね!とりあえずなんか凄そうだったからVPNアプリを入れてみたよ!名前カッコいいし!」
一方、私はカスペルスキーを選びました。
VPNアプリって何?
VPNとは「Virtual Private Network」の略称です。この時点でなんだかカッコいいですよね。惚れてまう。
で、そのVPNというものを利用することで、公衆wifi利用時など、不特定多数の方々が利用される接続スポットでも安心してインターネットに接続して使うことが出来るようになる、というものです。
仕組みとしては、スマホからネットワークに接続する際、VPNを導入しているサーバー経由でインターネットに接続する、という流れになるのですが、このVPNサーバーを介する辺りで通信が暗号化され、データ通信の傍受とかその辺うまい具合になんやかんや、セキュリティ的な何かしらのことをしてくれるわけです。めちゃくちゃ抽象的なご説明ですが、私の記憶によるとそんな感じです。あ、勘違いなさらぬように、正しい知識については上記app worldさんをご参考ください。
ところがどっこい、危ないVPNアプリ
とりあえず良くわからないけど、とにかくセキュリティとかその辺凄そうなVPNですが、これを利用するための「VPNアプリ」に思わぬ落とし穴があったようです。
INTERNET Watchさんの記事です。一部ご紹介します。
Google Playで提供され、無料で入手できる283のVPNアプリを調査した研究論文が発表された。うち18%のVPNアプリでは、実際にはトンネリングの暗号化を行っていなかったという。
ここで言う「トンネリングの暗号化」というのは、先にご説明しました「VPNサーバー経由時の暗号化」というものです。この暗号化こそがVPN最大のメリット(実際には他にもありますけども)なのですが、これが18%ものアプリで行われていなかった、ということです。要するに、「セキュリティなんか知ったこっちゃない!とりあえず繋げばええんや!」という愚直極まりない状態でインターネット接続されていた状況になります。なんという野ざらし。
ちなみにご紹介している記事は2017年初頭のものですから、現在はどうなっているか分からないです。もしかするとGoogle play側でしっかり審査行われ…期待しないほうが良いですね。
他にも深刻な問題が。
オンラインのマルウェアスキャンサービス「VirusTotal」を利用した調査では、82%のアプリにおいて、ユーザーアカウントやテキストメッセージといった個人情報データへのアクセス権限を要求することが分かった。
そのうち67%のアプリで、サードパーティー製のトラッキング用ライブラリが使用されており、うち一部のアプリでは、開発者が売却目的で個人情報を収集していた。また、38%にはマルウェアが含まれていたという。
まぁ…なんというか…あれですね。個人情報データへのアクセス権限を求められる時点でおかしいと気が付けば、漏洩には繋がらないのでしょうけども。果たしてアプリ初回起動時にそこまで注意する人、いるのでしょうか…。
とりあえずですね、VPNアプリの概ね40%以上は危険度が高いから、むやみに使うもんじゃないということです。信頼されたメーカーから出ているもの、個人データ抜かれて後悔するくらいなら有料版買っておきなさい、というお話です。
今回の教訓
無料ソフトでも素晴らしいものがたくさんありますけど、無料だからこそ信頼しきってしまうことは危険です。特にシステムに関連しそうなものとか。
ですので、発行元とか、初回起動時のアクセス権限とか、そういったものを自分の目で見て見極めないといかんのですよ。レビューなんてサクラの可能性だってあるのですから、最終的には…ね?
セミコロン";"には用途があった。ついでに小学校のプログラミング必修化の件
「セミコロンなんてAA(アスキーアート)とか顔文字でしか使わない、影の薄いアレでしょ?」
そう思っていた時期が私にもありました。
ふだん見かけるセミコロンさん
パソコンに詳しくなければ大して見かけることもないですし、逆に見かけたとしても泣いている顔文字の目の部分だったりするわけですよ。
この顔文字にある目の部分をセミコロンに変えてあげると、泣いている顔になりますけど、ぶっちゃけ使うことなんて無いですし、どことなく古臭く感じてしまう私がいます。おっとごめんなさい。そう落ち込まないでショボンさん。
たまに見かけるセミコロンさん
プログラミングが義務教育上、行われるとかそうではないとか、なんかいつぞやに話題になっていたような気がします。
プログラミング的な授業は行われるようですが、「科目が増えるわけではない」ことや「プログラミング言語を覚えるわけではない」こと、そして「必ずしもパソコン等のICT機器を使うわけではない」ことの3点は誤解のようです。あれ、そうなのか。
でまぁ、とどのつまり「じゃあ何するのさ」というお話ですが、「プログラミング的思考の教育」に過ぎないとのことです。
少し脱線してますが、プログラミング言語ではセミコロンを使われる機会がそこそこあります。ですので、プログラミング経験あるとかないとかで、見かける頻度は変わってくるかと思いますが、なんかもう必修化の件でセミコロンの話がどうでも良くなってきちゃいました。テヘペロ(死語
ちなみにプログラミング的思考については、先ほどのAERAdotさんの記事でも触れられていますので、ご参考まで。
英文では結構、重要な意味合いがあるようです
英語の勉強している私ですが、今のところセミコロンは未登場。というよりも、使用条件となる長文に出会っていないために使う必要がないのです。
lifehackさんの記事です。
セミコロンは、英語の句読点の中で使い方が最もわかりにくいと思われているかもしれません。
文を区切る力はカンマよりも強力ですが、ピリオドのように文を終わらせるわけではありません。
カンマのように「文を区切る」使い方があるようです。へぇ、そうなのかぁ。
その中でも、「接続詞的に使う」こととされており、具体例として記事中に掲載されていたものが
My son eats hot dogs for dinner every night; he’s going to turn into one pretty soon.
(息子は毎晩夕食にホットドッグを食べるので、息子自身がもうじきホットドッグになってしまいそうです。)
この中で、セミコロンではなくカンマを使用した場合は「~食べます。息子自身~」という二文に分かれてしまいます。今回のようにセミコロンを使用した場合は正に「接続詞」として独立した節を繋げることが出来るとのこと。これ、知ってたら結構便利じゃないですか?そうでもないね!
今回の教訓
セミコロンの使い方が分かったけど、英語とかプログラミングしないのであれば、やっぱり使う機会はないですね。
特徴的な記号(と言って良いのか分かりませんけども)なので、もっと目に触れる機会があっても…良いと思うのです(ただし個人的に)。