反面教師は、ここにいる

他人の失敗から学ぶ事。それが一番大事。

天災続きで保険会社が収支悪化

 備えあれば憂いなし。

 備えの代表格としては保険という代物がありますけども。どうにもその商品を扱う保険会社がなんやかんやここ最近の相次ぐ天災によって収支的に悪化となっているようです。よくよく考えてみればそうですよね。地震だの台風だの、ここ最近の日本の荒れっぷりは凄まじいものです。東日本大震災から始まり、熊本、そして北海道。台風だって恐ろしいものですよ。毎年毎年荒れ狂う天災に見舞われたからには、そういったサービスにだってしわ寄せが来るものです。

 

 

 ということで、今回は保険のお話でございます。

 

 

契約期間の短縮

 NHKニュースウェブさんの記事です。

 台風や大雨などの災害が相次いで保険金の支払いが巨額に上り収支が悪化しているため、契約期間を短くして保険料の値上げなどをしやすくするねらいがあります。 

  と、これまで展開されていた「10年契約」が廃止され、「5年契約」へ路線を変える方針であることが報じられています。この10年契約は今現在では最も長い契約期間だったようですが、これが無くなれば5年が最長となるようですね。

 

 記事中では、具体的に支出した保険金額として

 2018年度は過去最高のおよそ1兆6600億円。2019年度も台風被害が相次いだため1兆円を超える見込みです。 

  としています。

 なんだか桁が凄いことになっていて、どうにも理解が追いつかないところではありますけども。

 そもそも日本という災害大国で保険は成り立つのか。その点から私は多少なりとも疑問に思っているところでもあります。いや、そんなこと言ってたら「じゃあ保険辞めるわ風潮」になってしまいそうなのでアレですけども。それでもこれまで、そして今でも保険会社があるということは、それ相応に成り立っているわけですよね。むしろ災害の多い国だからこそ、保険というサービスが成り立っているのかもしれませんけど。

 

 

 保険に疎い私からすると、そういうお粗末な考え方になってしまうので、ちょっぴり保険というものについて調べてみました。

 

 

 日本生命さんの記事です。

 「一人は万人のために、万人は一人のために」

  保険の基本精神として、この一文が掲載されていました。

 保険というものの仕組みとしては、万が一に備えて皆でお金をため、何かあった際にそれを切り崩して保険料として支払う、というもの。こうして考えると、凄い優しい世界だなぁ、なんて思うわけですけど、よくよく考えてみると、その皆で貯めたお金の中から貯金を管理する人(保険会社)の人件費やら役員報酬やらも出費されてるんだよなぁ、と。ちょっとガッカリ感もありますが、それはそれで当然のお話ですよね。発起人とは言わないですけど、その貯蓄の場を用意し管理してくれているのは紛れもなく保険会社。うむ、大事なことですな。会社だって、営利でやるものですし。

 

 

 仮に「無料で管理するよ!」なんて提案された時には、「あ、詐欺だわ」って思いますし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:nishi-higashi:20200226224428j:plain